本日は、佐藤クリニック佐藤博紀先生をお招きしております。
まず、不整脈とは何でしょうか。
不整脈とは、俗に言う「脈の乱れ」ということです。不整脈は、日常、よくみられる比較的多い病気です。患者さんはドキッとしたり、ドキドキしたり、胸の中でグッと詰まる感じがしたり、チクッと胸が痛くなったり、いろいろと訴えます。このような症状があると、なにぶん心臓に関係する事ですので、かなり強い不安感を持つようです。不整脈は心電図で形で示すことは出来ますが、外来で、患者さんに納得できるように短時間で説明する事は大変難しい事です。そこで今日は、なるべく簡単にわかりやすく話したいと思います。
学校の生物で習ったと思いますが、心臓には左右の心房と心室の4つの部屋があります。心臓が拍動するためには右の心房の上に洞結節と呼ばれる天然のペースメーカーがあります。つまり、発電所のようなものでして、ここから心臓が働くよう刺激、すなわち電気がでるわけです。この刺激が、上の2つの心房を興奮させ、刺激電動系という送電線を通って下の2つの心室へ刺激が伝わり、心室を興奮させ、心臓が収縮するわけです。洞結節が天然のペースメーカーとして働く事が出来るのは、自分で周期的に活動する事ができる能力を持っているからです。このことを自動能といいます。
ここまでが不整脈を理解するための基礎知識です。 |